大分の絶景「真玉海岸」(大分県豊後高田市)

 

 熊本から大分にかけて車で旅行をした時、初日のゴール地点はこの真玉海岸と決めていた。過去に訪れたことはあったが、その日は特に美しい夕陽が見られると期待されていたからだ。始めたばかりのカメラで撮ってみたい、綺麗なものを綺麗なまま残してみたいと、夕暮れが近い大分を北上した。

 豊後水道を臨むこの海岸は、干潮時に干潟が現れる。絶好のタイミングで訪れると、日常を忘れるような夕景に出会うことができる。

太陽が水平線に沈む時、そこに行けるような気がした。

九州を車で巡る旅の際にはぜひ訪れたいスポットの1つだ。

アクセス方法 〜車がおすすめ〜

 真玉海岸があるのは、大分県北東部に位置している豊後高田市だ。自然豊かな同市には「昭和の町」などの観光スポットがある。公共交通機関はやや不便という印象なので、基本的には車での移動がおすすめだ。ある程度駐車場があるため、停められないという日はあまりないが、干潮の日は多くの人が集まるので注意が必要。

 人々が夕陽に惹き込まれる様子は、夕陽そのものと同じくらい目に焼き付けたい。

 車での移動であれば、日没後に大分市や別府市まで移動することも可能だ。大分市の中心部から1時間半程度、福岡市内からだと2時間以上かかる。旅行の醍醐味は、やはり絶景の余韻に浸りながら美味しいものを食べることなのでは(もちろんお酒も)と思うので、夕陽を見た後は大分県内に泊まるのが自然なルートかと思う。

 なお、交通機関利用の場合は事前にバスの時間調べと宿泊地を決めておく方が良い。日没後、公共交通機関を使って長距離移動するのは難しい。市の中心部にはホテルが2件ほどあるので、ここに泊まるのもいい。

見頃は豊後高田市のホームページで確認

 以下のページに見頃が載っている。ぜひ、一番の見頃に合わせて訪問してほしいものだ。3回ほど訪れたが、どの日も違う顔を見せてくれた。

 日没の時間も載っているので、事前に調べておくと失敗がない。別府付近以外は特段交通渋滞は発生しない。

日本夕陽百選「真玉海岸・干潟夕陽ごよみ」2021.7~9
大分県豊後高田市-昭和の町の公式サイトへようこそ!!話題の観光スポットである昭和ロマン蔵の駄菓子屋の夢博物館・昭和の夢町三丁目館・昭和の絵本美術館・旬彩南蔵などをメインに、昭和30年代を再現した昭和の町の魅力を幅広くご紹介いたします。

期待を超えてくる美しさ

 買ったばかりのカメラを手に、どんな写真が撮れるのだろうかと期待が高まっていた。周りには三脚を携えた人ばかりで圧倒されたが、夕陽を目にした時にはそんなことすっかり忘れてしまってシャッターを切った。

人々のうっとりとした雰囲気

 思わずため息が出るような夕景に、ゆったりと時間が流れているような感覚になる。そこにいる誰もが同じような感覚を持つことで、景色だけでは生まれない独特でゆらぎのある空気が流れる。

 豊後高田市には「恋叶ロード」なるものがあり、真玉海岸はその一部だ。数回かよっていると、たまたま男性が告白する場面に出くわした。まさに返事を告げる瞬間で女性は「そう言ってくれるのは嬉しいけど」と……この海岸、帰りは結構長くなるので、一か八かの告白は避けた方が良さそうだ。

カイトサーフィンと夕陽

 この日はカイトサーフィンを楽しむ人達がいた。夕陽をバックにサーフィンをしたら気持ちがいいだろう、見ているとうらやましくなってくる。夕陽をバックに風にのってみたい。

 冬はかなり風が強いので防寒は必須だ。長くこの景色を楽しむために、しっかりと着込んでから挑んで欲しい。腰かける場所もあるので、淹れてきたコーヒーで一息つくのも一興だ。

インスタ映え、でも”なま”で体感して欲しい 

 行ってがっかりすることはまずないだろう。友達とドライブすれば記憶にも写真にも残る思い出に、恋人と訪れればとても落ち着いた時間を過ごせる、本当におすすめできるスポットだ。悲しいことがあって海辺を訪れた時には、一時、悲しい気持ちすら景色に溶け込んでしまうかもしれない、そんなオレンジだ。

 日が沈んだ後も変化する空の色で余韻を楽しめる、映画のような場所かもしれない。

 二度と同じ景色には出会えない。あなたが訪れたその日にだけ見られる特別な夕陽を探しに出掛けてみてはいかがだろうか。

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