学生、新社会人の「メモの取り方」

 新しくバイトを始めた時、新社会人として就職した時、必ずメモを取る機会があります。書いて覚えておくというのがメモの役割ですが、実はそれ以上に効果があると私は考えています。

 この記事では、メモの有用性とメモを取る際に大事なことをまとめてみました。

「メモ」がもたらす効果

 メモは脳の機能の一部をお任せにできる、とっても便利な方法なんです。

 メモが有用なのは、余計なことに頭を使わずに済む点です。次やること、夕方までにやることを頭で覚えておくのは、想像しているより脳の処理能力を使ってしまい、夕方にはヘトヘトということもあります。メモは脳の機能の一部をお任せにできる、とっても便利な方法なんです。

 メモを取る時間がもったいなく感じられる人もいると思いますが、頭の消費エネルギーで考えれば省エネな方法と言えます。賢い人ほどメモを活用しています。

 また、単にやるべきことを書き留めるだけでなく、アイデアや次の仕事のポイントをノートにまとめておくことで、1、2か月の仕事がスムーズにいくこともあります。メモはあなたの頭の中を模写できるスペースなのです。

メモで押さえておきたいポイント

「やるべきこと」だけを書く

 やるべきことが複数あるとしたら、それらを書き逃さないのが第一です。当たり前じゃないかと思われそうですが、あてもなくメモを取ると重要でないことばかり書いてしまい、押さえておきたい事柄を逃してしまいます。話の中で「やるべきこと」が分からない・はっきりしない場合は聞き返しましょう。

 話が終わった後、とりあえずやることとその順番が書いてあれば、何をしていいかすら分からないという状況は避けられます。やるべきことを押さえる、このことに集中してメモを取ってください。

キーワードを押さえ、記号をメモに活用する

 やるべきことに関係するキーワードをしっかり押さえましょう。全部を書くと間に合わないし、話の内容が頭に入ってきません。キーワードは単語を並べるだけで十分ですし、それらを記号などで繋いだりまとめたりすると、短い時間で効率よくメモを残せます。

自分の言葉でメモ

 自分なりの言葉で書く方が早いですし、後々記憶に残りやすいです。相手の言葉を一言一句真似する必要はなく、どんな言葉でも、誤字でもいいのでとにかく書き残しましょう。

書く:聞く=4:6

 話を理解するのが優先です。理解していなければメモを取っても意味がありませんし、良いメモは残せません。聞いていて分からない時は、ためらわず質問をしましょう。

 分からない時にうまく聞き返せない人もいると思いますが、聞き返そうと心がければ、次第にできるようになります。話を理解することに重きを置いて、ためらわず聞き返すのがコツです。

メモをもとに再質問するまでがワンセット

 何度も聞かないようにメモを取ると言われがちですが、聞いただけでは理解できないことがいくつもあります。例えば、機械の操作方法の説明を受けたものの、自分で操作しようとすると分からなくなるなんてことがあります。メモが上手くまとまっていれば、専門用語などが出てきても、どこが分からないか的確に質問できます。

 自信がなければ聞き直すことが重要です。メモはその手助けをしてくれます。

スペースは広く贅沢に使う

 狭いところに色々な情報を書き込むと、あとで内容が混ざって思い出しにくくなります。できれば広くスペースを使って、情報のまとまりを分かりやすくするといいです。遠慮なく紙を使うのがコツです。

時系列でノートを書く

 ノートを取る際は必ず時系列順でまとめましょう。思い出したい件がどこに書いてあるのか分からなくなっては元も子もありません。

まとめ

 メモを取っていなかったばかりに、うっかりミスをしてしまう場面はとても多いです。ぜひメモを活用して、充実したバイト生活、仕事のスキルアップを目指してください!

 

 

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