後回しをやめる方法 〜家事や仕事をスムーズに終えるために〜

 後回しにしてはいけないと頭で分かっていても、一度クセが付いてしまうと後回しを繰り返してしまいます。そこで、この記事では後回しを回避するために実践できる方法を紹介します。

後回しをやめるために必要なこと

 後回しを避ける最大の方法は、①すぐに取り掛かるメリットを知ること、②すぐに取り掛かる習慣をつけ、なるべくその習慣を途絶えさせないことの2つです。

 この後に書きますが、後回しは負担を増やしてしまいます。この負担増を回避できるところがすぐに取り掛かる最大のメリットと言えます。

 皿洗いが苦手で流しに溜め込んでしまう人、仕事を後回しにして大変な思いをしたことがある人にはぜひ読んでいただきたいです。

①すぐに取り掛かるメリットを知ること(後回しのデメリットを知ること)

 「してはいけない」と思っているだけでは、行動を変えるのは難しいです。この記事にたどり着いた人なら共感できると思いますが、なんとなく後回しがいけないと分かっていても、一歩目が出ないものです。

 そういう時は、すぐやることで多くのメリットを受けられると知ることで動き出しやすくなります。すぐやることのメリットは「仕事早く片付く」だけではなく、いつやるか悩む時間を減らし、仕事が溜まってしまうのを防ぐことです。仕事が溜まってしまうと、実際に抱えている仕事量より多いと感じる傾向があり、皿洗い、洗濯物などが累積するとどれから手をつけて良いのか分からなくなるのもこのせいです。

 今、洗濯機の中に洗い終わった洗濯物が入っているとします。後回しにしたい気持ちが出てきますが、すぐに取り掛かると先ほど説明したメリットを受けられるわけです。これですぐに取り掛かる理由理由付けができます。

 いつやっても同じだと思えば後回しにしたくなりますが、今やった方がかなりお得だと分かれば、今すぐやり始める理由になるわけです。

②「すぐやる」を習慣化する

 人はある一定の日数以上続けると、それをやめることに抵抗を感じるようになります。すぐやるを習慣化すると、人はすぐやることをやめにくくなります。

 習慣化するコツとしては、ほんの少しでも「すぐやる」を実践して、すぐ取り掛かる癖が付いていると実感することです。やる気が出ない日は頑張らなくても良いんです。本当に小さな行動を1日に1回でもできれば、自分は継続できているという満足感が得られて、それらが積み重なることで習慣になっていきます。

 どんなことでもそうですが、毎日1分でも続けることが大切です。1週間続けた時には、あなたはテキパキと家事、仕事をこなす人になっていることでしょう。

効率よく仕事を進めるために悩んではいけない

 どの順番でやるのが良いか考えることは必要ですが、考える時間が長くなれば取り掛かるまでの障害物が増えていきます。2、3分悩んで答えが出ないときは迷わず手を動かしましょう。

 悩んでいると、手を動かし始めるタイミングを失ってしまうことが多いです。あれこれ別の悩みが浮かんできたり、他に興味のあることが頭の中に広がっていくわけです。

 すぐに答えが出ないということは、その瞬間に数十分悩んでも答えが出ない可能性が高いです。思考が悩みに変わる前に手を動かすのがおすすめです。

以上、後回しにしない方法を書いてみました。日常生活にぜひ取り入れていただけたらと思います。

 

 

 

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